今年初めに偶然ネットで出会ったカウンセリングのページを見つけました。
で、その主催者の名前に見覚えがありました。
私の高校生の時の担任の先生の名前でした。
「うっそ~!!!まさか?」
急いでプロフィールをみると。
教員を退職されてカウンセラーをされているとのことでした。
「よしっ!電話だ~」
さっそく電話してみましたがつながらなかったのでメールで連絡しました。
「突然の電話失礼しました。高校で担任としてお世話になった○○先生ではないかと思って電話しました」。
すると折り返し電話がかかってきて、記憶のとおり担任の先生で間違いのないことが確認できたのです。
いままでお互いに交流もなく、消息も知らなかったけれどもなぜか覚えていて今、つながったという不思議な感覚です。
30年のトキをへて。
* * * * *
その先生がお祝いを兼ねて来院してくださいました。
約30年ぶりの再会です。
でも、私の中の先生は昔と変わらないイメージでした。
むしろ私のほうが変わったのかもしれません。
16歳の少年が今や40歳台なのですから。
* * * * *
施術中に先生は、
授業というかたちで生徒たちとの反応を引き出し,思ってもみなかった反応や変化が生徒から返ってくる、自分と生徒たちの「間合い」がととのったとき、ほんとうに楽しい時間が共有できたこと。そんなライブのような臨場感が本当に楽しくて、授業に夢中になって取り組んだことを話してくださいました。
その話をうかがったときに、私は16歳の時の担任の先生をなぜ覚えていたのか分かったような気がしました。
先生が話しておられたことは、自分と相手との「間合い」からエネルギーが生まれてくるという私自身の気づきととても似ているように感じられたからです。
そして、しみじみと思ったのです。
「ほんとうに出会うために30年の月日が必要だったのだな」。
16歳当時の私が今の先生の言わんとするところを理解するのは難しかったでしょうし、担任の先生もまた、当時は自分の授業スタイルを確立できていなかっただろうからです。
そんな感慨深いひとときが持てたことに、感謝です。
そして、最初はその出会いの意味が分からなくても、トキをへてあらためて理解できる、そういった出会いのかたちもあるんだなと、理解することのできたひとときでした。
おススメのカウンセリングルーム
先生の名前は、くずはらといいます。
くずはら先生は、奈良県の生駒市で「カウンセリングルーム沙羅(Sara)」という名前のカウンセリングの場所を開いておられます。
一期一会、その時その時を大切にされる先生だからこその丁寧なカウンセリングを受けられると思います。
ピン!ときた方は、体験してみてください。