呼吸法の目的はさまざまありますが、根本的には2つの目的に集約されるのです。
その2つとは、それぞれ、
エネルギーを増やすため(気功では命功とよばれます)
エネルギーを方向づけるため(気功では性功とよばれます)
伝統的な東洋医学的呼吸法の目的はこの2つに大別され、なおかつ両方をバランス良くトレーニングしていかなくてはならないとされています。
そのことを、性命相修(せいめいそうしゅう)と表現しています。
この概念は、古代中国から伝わるものです。
当然のことですが、昔と今では時代がちがいます。
人間の身体の構造は変わらないけれども、社会や生活スタイルが変わり、その結果求められるものは変わってきているのです。
ですから、伝統的な東洋医学の考え方を応用して、現代に当てはめていく作業が必要になってくると感じます。
私たち現代人はマニュアル化して、人生のことを考える間もないような忙しさに追い立てられているように感じます。
そうなってくると、どう反応するか?というノウハウを使いこなす能力は高まってくると思います。
呼吸法で言うところの、エネルギーを方向づけることには習熟するのではないかと思います。
しかし逆に、エネルギーを増やすことは考慮されていない状況になっているとも言えるのではないでしょうか?
そういった理由でエネルギーを増やすための呼吸法が必要とされているのではないかと思います。
ですから、当院では「生命エネルギーを増やす」ための呼吸法を提供したいと思います。
↓↓↓
2018年9月より、肩甲骨まわりをほぐす整体をメインに提供することになりました。この整体もエネルギーを増やすことに繋がりますのでどうぞお試しください。呼吸法もご興味のある方にはお伝えしていきますので、お気軽にお声掛けください。